世界のアートに触れる旅(ベルリン編Vol.1)
早くも紅葉し始めたベルリンの秋は、まさに芸術的な美しさ。 街ではアートフェアが開催され、それに関連したインスタレーションも多数開催されてる。
その中から今回は、ミッテの中心地にあるコンテンポラリーギャラリーme collectors Room Berlin( http://www.me-berlin.com/ )を紹介したい。
ここは、内分泌学の元教授でドイツのヘアケア製品メーカー、ウェラの元会長でもあるトーマス・オルブリヒト氏の個人コレクションを展示しているギャラリー。地上2階建の空間には、吹き抜けの広々した展示スペースに、ハイセンスなセレクトのミュージアムショップ、スタイリッシュなカフェが隣接している。
トーマス氏は「死」を永遠のテーマとし、それにまつわるアイテムとして、動物の剥製、解剖模型、頭蓋骨を用いた工芸品、ミイラ、キリストと十字架などをコレクションしている。
地下1階は企画展スペースとなっており、期間ごとに違った作品展示を見ることが出来る。
me collectors room berlin
Auguststraße 68, 10117 Berlin
TEXT:Kana Miyazawa