レポート

世界に恋する旅(DEKMANTEL FES’14 movie)

写真とレポートでお届けしてきたアムステルダム発DEKMANTEL FESTIVAL2014(http://www.dekmantelfestival.com/ )の最終編は、BOILER ROOMから動画をピックアップ!!実際に現場で体感してきた生の声とともにお届け。

リアルな情報が少ない海外フェスは、実際に行ってみないと分からないことだらけ。会場内のことはもちろん、アクセス方法から、近隣の環境など不安なことばかり。それ以前に、人気のフェスとなるとチケットが販売と同時にSOLD OUT。宿も取れず、航空券はとんでもなく高額に。

そんな敷居の高い海外フェスで失敗しないためにも事前リサーチはとても重要。オフィシャルサイトだけでなく、実際体験してきた生のレポートを参考にすることをおススメします。

Motor City Drum Ensemble

入場制限まで掛かったMCDEの人気はとてつもないものだった。彼のプレイは幾度となく見て来ているが、このDEKMANTELでのプレイは文句なしのNo.1となった。MCDEは3日目最終日のラストから2番目とあって、Boiler Room会場の盛り上がりも最高潮に達していた。ブースの一番前まで行かないとプレイする姿も見えないほどの混雑だったが、驚くほど心地良かった。アーティストとオーディエンスの息がピッタリと合い、音も雰囲気も全てがシンクロした奇跡の瞬間を体感した。

Space Dimension Controller

一番最初に見たのが、Space Dimension Controllerだったが、完全招待で一般人は入れない憧れの”現場”であるBoiler Roomを生で体験出来ることに興奮した。会場の真ん中にブースが設置され、オーディエンスに挟まれる形でプレイする。カメラは各方面から撮影を行っており、アーティストのすぐ後ろで踊るVIPの気分はいろんなところで味わえる空間になっていた。音は想像以上の良さに驚く。ファンクションワンがブースを6カ所から取り囲んでいたのには驚いた。

SURGEON

昨年に引き続き出演している大御所SURGEON。実際見たのはメインのRAステージの方だったが、長年に渡り、そのブレないプレイと落ち着きっぷりに感心した。遠くからでは分からなかったが、このBoileの映像を見て、髭のワイルドさに驚いた。ピシっとしたビジネスマンのようなヘアスタイルにメガネ、髭など1本も生やさないというのがこれまでの彼の印象。

Joey Anderson

3日間の開催中、2度に渡りプレイをしているJoey Anderson。DEKMANTELレーベルよりアルバムをリリースしていることもあり、最終日のトリを飾っていた。DEKMANTELの特徴として、トランス王国のオランダでありながら、全くそのカラーを出さず、デトロイトやシカゴのハウス系アーティストとの関わりが多いことにある。日頃、なかなか見れないアーティストが多くブッキングされていることもあり、ヨーロッパ中のダンスミュージックラバーからの支持が熱いことが分かる。

TEXT:Kana Miyazawa

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です