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大分・日田。エレクトロニック・ミュージック好事家たちを惹き付けてやまない場所を目指し旅に出よう

大分県北西部の山間に位置する日田(ひた)市。かつての幕府直轄領として独特の文化的風土を育んできたこの小都市に、近年全国のエレクトロニック・ミュージック好事家たちの関心を惹き付けてやまない場所がある。

contemporary space CMVC

この場所にて、世界的なレーベルraster-notonに所属する日本人アーティストKyokaとUeno Masaakiが始動した<FIRST FLOOR FESTIVAL – DO YOU GO UP or DOWN ?>の九州唯一の公演が2月6日に開催される。

もともと洋品店として営まれていた建物を全面的に改修し、完璧な防音構造と良質なサウンドシステムを組み込んで2013年夏にスタートしたCMVCは「コンテンポラリー・スペース」というその呼び名通り、既存のクラブやライブ・スペースとは異なった特色あるコンセプトを持ち合わせている。このスペースはオーナーが同市内に所有するSoy Studioなるエレクトロニック・ミュージック・スタジオと連動するかたちで運営され、招聘されるアーティストはただ単にハコでライブを披露するのみにとどまらず、スタジオでの滞在制作も行えるようになっているという。

これまでCMVCに招かれたアーティストはMani Neumeier、Robert Lippok (To Rococo Rot)、Mark Fell (SND)などだが、その人選からもオーナーの「質」へのこだわりと良い意味での酔狂ぶりが窺えるというもの。

オーナーの酔狂ぶりに共感したAOKI takamasaらもこのスペースと日田の街の魅力にことごとく嵌まり、CMVCオープン1周年を迎えた2014年7月よりレジデント・パーティ「PLAY」も立ち上げている。

日田市へは、福岡博多駅からリムジンバス日田温泉入口(一ノ宮病院前)行で2時間弱で行くことができ、また久留米からも久大本線で10駅(50分)だ。小旅行を兼ねて是非直接体験しに行ってみてはいかがだろうか。

来場者には、オーガナイザーより下記BANANAで予約した方にのみ、日田醤油のお土産をプレゼントして頂くことになった。

日田のお醤油とは天皇献上の栄誉を賜った高級味噌醤油醸造元のお醤油だ。その歴史は古く天保十四年、九州の各地の幕府領を管轄し、外様藩を監視する役割をもった西国筋郡代、御公儀領地として栄えた日田の地に中山永太郎が、麹屋として甘酒・味噌醤油の醸造を開始したところから始まった。その後百七十年の長さにわたり「自然の素材を自然に扱う」と言うモットーに従い時代の波に流されることなく、昔ながらの製法により伝統を守り続けている高級品である。九重連山や津江山系、英彦山山脈などの山々に囲まれて、豊富な地下水脈に恵まれた北部九州の真ん中に位置する日田盆地で、日本有数の銘水を使って造られている。
http://hitasyouyu.com/

せっかく遠出するのだ。ステキな出会いや観光を存分に楽しんで欲しい。

BANANA限定のSPECIAL BOOKINGはこちら
http://bnana.jp/products/first-floor-festival-hita-oita/


イベント以外の楽しみをいくつかご紹介したい。

まずは温泉。パーティーがオンなのであれば、オフは欲しいところ。会場のCMVCからもタクシーで10分ちょっとの距離にある、奥日田温泉とも言える琴ひら温泉を紹介する。露天風呂(家族風呂もある)から琴平高瀬川の渓流沿いの景色と閑静な趣を感じ、のんびりリラックスしてみてはいかがだろうか。 http://www.kotohira-onsen.com/

そして、次にご飯。大分といえば、鳥料理の美味しい地域。ずば抜けて鳥料理が美味しい地元の人しかわからない穴場な2店舗もイベントのオーガナイザーから教えて頂いた。2店舗ともCMVCから徒歩5分以内で、肩肘張らずに気楽に楽しめるお店のようだ。

じんや
http://tabelog.com/oita/A4404/A440403/44002319/

一番どり
http://tabelog.com/oita/A4404/A440403/44003283/

その他としては、美しい街並みを残した「日田豆田町商店街」。ここには町人文化が花開いた日田らしく3000体のひな人形があり圧巻だ。昔ながらの町並みに風情を感じながら、ゆったりと見て回るのも趣がある。古き良き時代の土鈴やたべものが並び、ゆったりとした時間が過ごせるはずだ。また近くには、たくさんの窯元が並ぶ小鹿田焼の里があり、窯元の軒先のお店で焼き物を買うこともできる。小鹿田焼は陶芸技法が1995年(平成7年)に国の重要無形文化財に指定され、2008年3月には地区全体が「小鹿田焼の里」の名称で重要文化的景観として登録された美しい場所である。

photo via
http://oita.jp-o.net/hita/mameda/mameda.htm


イベント情報

FIRST FLOOR FESTIVAL – DO YOU GO UP or DOWN ?

2/6(土) 大分・日田 CMVC

OPEN/START 22:00 / TICKET : ADV ¥2000(with 1D) / DOOR ¥3000(with 1D)

FFF is the festival curated by kyoka and ueno masaaki.
And our first guest is grischa lichtenberger.

Accidents – Unexpected -Small Revolution
偶然とスリル、予想もできない、ちょっとした反逆
http://firstfloorfestival.info

Act:
grischa lichtenberger
kyoka
ueno masaaki

価格: M ¥3000(w1d)
W ¥2000(w1d)
under23 (w1d)

http://bnana.jp/products/first-floor-festival-hita-oita/

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