コラム

[まとめ]安心安全にバスで移動するためにバス会社が取り組んでいること

新型コロナウィルス(COVID-19)の広がりとともに、感染拡大を防止するため社会のあらゆるものが大きく変化しました。特に、外出自粛とともに在宅での仕事や子育てをする環境におかれるなど、私達の生活に大きな影響を及ぼしています。

一方、最前線で働かれている医療従事者や医療を支える機器メーカー、製薬会社、私達の日々の生活を支える日用品・食料品メーカー、小売業の皆様、商品の配送や物流を担う方々、そして、社会インフラを支える関連企業や公的組織や団体の方々、在宅勤務を支えるためにバックオフィス業務をこなす部署の方々など、通勤や出社を余儀なくされる人たちも多くいます。

こうした方々の安全と企業な健全な経済活動をサポートため、貸切バスを使った従業員送迎などのニーズが高まっています。

貸切バスの需要とともに、企業の方々からのお問い合わせの多くでいただくのは「貸切バスは感染対策をどのように行っているのか」というものです。

私達WTTも、日々、バス事業者の皆様とコミュニケーションを行いながら、新型コロナウィルス下において、どのような感染症対策を行っているか、ヒアリングなどを行っています。多くのバス会社でも、独自の対策などを講じており、また、私達もお客様を安心安全なご移動を支えるため、取り組みをまとめたり、提案を行ったりしています。

ここでは、バス事業者らの感染症対策についてまとめていきます。

バスの外気導入モード標準搭載

大型バスからマイクロバスまで、ほとんどのバスの標準装備に換気システムが導入されています。

車両を開発する日野自動車や三菱ふそうの車両では「外気導入モード」というシステムが搭載されています。この「外気導入モード」では、車両の前方と屋根上のエアコンから新鮮な空気を取り入れ車外に放出することで、約5分程度で車内の空気を入れ替えることができます。

「日野セレガ」の「外気導入モード」イメージ図(参照:日野自動車ホームページ)

他にも「自動運転モード」時は外気導入を自動で切り替え、車内の空気汚れを感知すると「強制排気モード」に切り替わるなど、換気を行うシステムが多く搭載されています。

バス車両メーカーも、今後の新型コロナウィルス対策の新生活様式の一つとして、観光バスなどの貸切バスや高速路線バスの運行において、バス車内の換気を推し進める「外気導入モード」の推奨を行っています。

路線バスのエアコンにはこうした外気導入モードが装備されていないものの、乗降時のドア開閉時や 走行中の一部窓開放によって室内換気を確保しています。

▶【お知らせ】バス事業者様へ 大型観光バス「日野セレガ」の車内空調について
▶三菱ふそう観光バスの新型コロナウィルス新生活様式への対応

バス事業者の感染対策まとめ

バス事業者それぞれも独自に感染対策を行っており、バス会社のウェブサイトでも取り組みについてまとめています。以下、各バス会社による取り組みの代表例をまとめています。

・手洗い、手指消毒、清掃の徹底
貸切バスの運転手に、手洗いやうがい、手指消毒の実施。運行終了後の車庫への入庫時や出庫時に車内をアルコール消毒を行い、乗車毎の消毒や清掃を徹底しています。

また、乗車されるお客様にも手指消毒を行っていただいています。

・運転手のマスク着用義務
感染防止、飛沫対策として、貸切バスの運転手はマスクの着用を徹底しています。

・飛沫防止対策
運転席をビニールシートやフィルムで囲むなどの飛沫防止対策も行っています。また、ドライバーの飛沫感染防止の観点から、運転席裏の座席や車体左側の最前列席を使用停止にしているバス事業者もいます。

マイクロバスの飛沫感染防止ビニールシートの実践
大型バスの感染対策の実施例

・こまめな車内換気
車両搭載の「外気導入モード」によって、新鮮な空気を取り入れ、定期的な換気を徹底しています。

・身体的距離の確保および三密回避
貸切バスにおいて、2人席を1一人もしくは4人席を一人で利用していただくなど、座席にゆとりを取って着席いただくことで、お客様同士の距離を十分に保つように徹底しています。また、移動中の私語を慎んでいただくなどの対策で三密回避を可能にしています。

・運転手の体温測定、健康チェック
運転手は、出庫時に体温測定や血圧測定、体調の報告とチェックを普段から行っており、少しでも体調に異変がある運転手は自宅療養を徹底しています。

こうしたバス会社の徹底を書く事業者ごとに対策が行われていましたが、政府の「新型コロナウイルス感染症対策の基本的対処方針」や厚労省が発表した「新しい生活様式」に沿った形で日本バス協会が5月14日「バスにおける新型コロナウイルス感染予防対策ガイドライン(第1版)」を発表し、バス事業者が実施すべき基本的事項をまとめています。

▶日本バス協会「バスにおける新型コロナウイルス感染予防対策ガイドライン(第1版)」

ガイドラインでは、バス運行のみならず、従業員の勤務体制、事業所への通勤や事業所内での勤務における具体的なポイントなど、バス事業者の事業全般に関わるルールメイキングを行っています。

また「利用者に対する協力のお願い」の項目を用意し、お客様に対する感染防止対策の依頼内容をまとめています。例えば、バスの待合所やバスターミナル、バス車内においてアナウンスや掲示等でマスク着用や手洗い励行、テレワークや時差通勤等に取り組むこと、会話を控えめにしていただくこと、定員上、利用者に対して可能な限り後部座席に乗車するよう呼びかけるといった内容をまとめています。

お客様の移動という仕事だからこそ、ガイドラインをもとに業界全体で感染症防止対策を行うための環境整備を行っています。緊急事態宣言が全国的に解除されたもののいまだ予断も許さない状況において、経済活動や地域活性のため、貸切バスを使った従業員送迎や、地域間の移動にはぜひ貸切バスを活用ください。

私たちもbusketを通じたバス事業者への手配に際して、ガイドラインを含めた感染対策の徹底を行っています。また、お客様のご要望に応じて感染対策のカスタマイズも行います。

バス事業者の方々で、「こんな独自の対策をやってるよ」という取り組みがあれば、ぜひわたしたちに教えてください。このブログでも紹介しながら、少しでもバス業界全体の感染対策に関わる知識共有を図り、お客様の安全確保の情報を届けていきたいと考えています。

お客様の安心安全な移動を確保し、移動の苦痛をなくし、より良い移動環境を提供してまいります。

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