TAICOCLUB 17 BANANA TOUR PHOTO REPORT
今年もBANANA恒例のTAICOCLUBツアーを実施。1台のバスに乗り込み、午前中からバスで大宴会しながら、故にしょっちゅうトイレ休憩しながら、一路こだまの森に向かった。
2018年で開催終了がアナウンスされているTAICOCLUBだが、2006年の開催時から考えると、もはや誰が出演しようとも必ず参加する人の比率が高い素晴らしい日本を代表するフェスの一つであろうと思う。
それは程よいゆるさと、コンパクトな会場構成、旬の最先端のアーティスト、アンダーグラウンドダンスミュージックシーンのヒーローまでの幅広いラインナップ。綺麗な星空とキャンプファイヤー、選び抜かれたフードコートと美味しいバー。地元のおばちゃんが作ってくれる食堂のご飯、そして全力で楽しむマナーのいい小慣れた粋なお客さんたち。
それらの要素が奇跡的に組み合わさり、文化を作り、実態としての規模となり、そしてシーンを牽引するブランドフェスティバルとなったのだろうと思う。
そんなことを振り返りつつも、当日我々はただただ純粋に全力で遊んだ。
スマップやマドンナから出演アーティストまで、様々な音楽や、恒例のシャンパンが当たるくじ引き大会など、相変わらずの居酒屋スタイルで、長野県に突入し、高速を降りてはスーパーに立ち寄り、あまりスーパーマーケットでは経験しないであろう金額のクレジットカードを切り、大量のお酒と食料をバスに詰め込んで、いざこだまの森に到着した。
恒例のBANANA村のテントが、ズラーっと並び、その真ん中にはBBQブース。24時間のパーティーの始まり。
早速、テキーラでできたゼリーのショットを注射器から発射するという暴力的なドリンクを浴びせられつつ、BBQ、生け花、早速ライブをみたりと自由に過ごした。
夜の写真なんて撮っていない。
その後は、もう各自どんどん遊び倒し、満天の星空を迎え、天の川まで広がる夜空に、ディープな音楽が繰り広げられた。
いつもこの時間にTAICOCLUBの深さを改めて思い知る。
そんなこんなで夜通し遊び、朝を迎え、どこからともなくみんなが野外音楽堂に集合する。
いつ来ても、最高の時間だなぁって思う。来年が最後だなんて。